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                                   平成17年2月15日〜17日
                                   宮城県仙台市秋保体育館

参加者(敬称略、順不同)
 佐藤菊之助、岡崎志郎、高橋友子、岡崎光子、矢野久美、山本紀久子、祐川寿江、森幸子、山本弘、本田まき子、安部憲子、高橋陽子、松本清美、生田美津子、生田仁紀、

研修会を終えて
 3日間の県外での研修会は私にとっては初の経験でした。15人という適当な人数で皆さんといろいろお話が出来て大変満足して帰りました。ただ、皆さんの技術が高く基本がよく出来ていた(佐藤さんの正しい指導と熱心さが皆さんに徹底していて)ので予想を遥かに越えて私が申し上げたいことの吸収が早く、一人一人が目を輝かして練習に取り組み私の一言一言に真剣に耳を傾けて下さいました。将来性のある楽しみなサークルだと実感しました。指導するというのがおこがましく大変な緊張の連続でもありました。皆さんには私の高い旅費やら宿泊費等で大変な出費をお掛けしました。申し訳ない気持ちで一杯です。目下、皆さんの技術に対する一口メモを書き始めておりますが、書くのがおこがましく手が止まっております。
 8月のみちのく大会に出れたらその帰りに立ち寄りたいと考えています。皆さんとの再会を楽しみにしています。

1日目(15日 火曜日)

【1】日頃の練習から
(1)ストローク(シングルス)

      K:コーチ、 A、B、C:試技者、 D、E、F:ボール拾い
@ネット前からボール出し
 ・フォアハンドストローク(良いフォームを目指して)
 ・同上           (フットワークを生かして)
 ・バックハンドストローク
 ・フォアハンドストローク、バックハンドストローク交互に

Aベースラインからボール出し
 ・フォアハンドストローク(良いフォームを目指して)
 ・同上           (フットワークを生かして)
 ・バックハンドストローク
 ・フォアハンドストローク、バックハンドストローク交互に
          
B20本ノーミスラリー

Cボレー(コーチ)&レシーブ(連続)

Dサービス&ボレーを抜く

(2)ボレー(シングルス)
 ・ネット前にいてボレー(座りボレー、立ちボレー)
 ・一歩前に出てボレー(座りボレー、立ちボレー)
 ・ベースライン上からワンバウンドさせたボールを打ってボレー
 ・サービスを受けて、更にもう1球受けてボレー
 ・ラリーを3〜4球続けてチャンスボールを生かしてボレー

(3)ストローク・ボレー(ダブルス)
 ・ネット前からボール出し
 ・フットワーク(二人の動き)
 ・ベースラインからボール出し レシーブ&ボレー
 ・同上 レシーブ&ボレー(ダブルボレー)
 ・ネット前でボレー(コーチ)&レシーブ(連続)
 ・忍者ボレー
            
 ・サービス(コーチ)&レシーブ&返球(コーチ)&ダブルボレー


2日目(16日 水曜日)

【2】基本練習

(1)ストローク その1(フォアハンドストローク)

(ア)素振り
  ・ラケットの握り方(親指と人差し指で)
  ・美しいフイニッシュ
  ・グリップエンドを先行させて「動かす」と「振る」
  ・素振りの手順
 1)両足を閉じた状態でラケットダウンからフイニシュ(上半身の回転)
 2)スタンスを開いてラケットダウンしたとき右足、フイニッシュで左足に体重移動
 3)両足を閉じた状態から左足を踏み出してスイング
 4)テークバックでラケットを高い位置に引いた状態からラケットダウン、インパクト、フイニッシュ

(イ)正確に入れる(対コーチ)6人一組
 ・手で投げられたボールを打つ
 ・ラケットで5m前から出されたボールを打つ
 ・ラケットで10m前から出されたボールを打つ

(ウ)フットワーク(対コーチ)
 ・静止して打つ
 ・素早くレディポジションに戻る

(エ)長く入れる
 ・目印を置く
 ・ネットをもう一本張る

(オ)速いボールを入れる
 ・ネット上に2本の紐を張りその間に入れる(防球ネットの可)
 ・壁際にネット市中を置く
            
(カ)コート半面でストレート打ち

(キ)コースを打ち分ける(対コーチ)

(2)ストローク その2 (バックハンドストローク)
(ア)素振り
 @面作り
 Aラケットの握り
(イ)正確に入れる
 @手で出されたボールを打つ
  ・スライス、ドライブ、フラット
 Aラケットで出されたボールを打つ
  ・スライス、ドライブ、フラット

(3)サービス
 (ア)正確なサービス
 (イ)長いサービス
 (ウ)短いサービス
 (エ)速いサービス
 (オ)コースを狙うサービス
 (カ)サーブ病対策
             
(4)ボレー
(ア)アプローチ
 ・スタートする時
 ・ボールの通る範囲

(イ)立ちボレー(膝の負担小、決め球にならない)
 ・ネットの前で
 ・1〜2m前に出て
 ・レシーブをして

(ウ)座りボレー(膝の負担大、決め球になる、方膝を床につけない)
 ・ネットの前で
 ・1〜2m前に出て
 ・レシーブをして

(エ)ミドルボレー(ハーフボレー)
 ・コートの中央でボレー
 ・正面でボールを捕らえる(バックハンド)
 ・体側でボールを捕らえる(フオァハンド)
             
(オ)スマッシュ
 ・上体のひねり
 ・ラケットの振り

【3】割箸ゲ^ム


3日目(17日 木曜日)

【4】応用練習 その1 (シングルス)

(1)短いボールはチャンスボールにしよう

 @バウンドさせたボールを前に出ながらストローク
 A短いボールを前に出ながらストローク
 Bラリー&ボレー
              
(2)凡ミスをなくそう
 @20本ノーミスラリー
 Aツーミスラリー戦

(3)厳しく攻める「決め球」を身に付けよう
 @コースを打ち分ける
 A相手の弱点へ
 B速いボールを打ち込む
 Cボレー、スマッシュ

(4)粘り強くなろう
 @フットワークを生かして20本ノーミスラリー
 Aボレー(コーチ)&レシーブ

(5)1ポイントを大事にしよう
 @5ポイント減点勝負
 Aジュース、アドバンテージの作戦

【5】応用練習 その2 (ダブルス)
 
(1)喋々結びラリー
 (2)ツーミスラリー戦
 (3)レシーブ&ボレー(対コーチ)
 (4)ダブルボレー(対コーチ)
 (5)忍者ボレー
 (6)相手を倒せば王様

【6】強化練習 その1 (シングルス)
 
(1)ボール出しによる連続ストローク1(対コーチ)
 
(2)ボール出しによる連続ストローク2 コース打ち分け(対コーチ)
 
(3)フットワークによる連続ストローク(対コーチ)
 
(4)10本ノーミス
 
(5)20本ノーミス(対コーチ)
 
(6)レシーブ&ボレー(コーチはチャンスボールを出しそれをレシーブして前ヘ。コーチ側にレシーバーを1人交替でつける)
             
 
(7)5点持ち点から減点(0点まで)・加点(10点まで)

【7】強化練習 その2 (ダブルス)
 
(1)レシーブ&ボレー
 (2)持ち点5点から減点(0点まで)・加点(10点まで)
 (3)持ち点5点から減点(0点まで)・加点(10点まで)(対コーチ)
 (4)相手を倒せば女王様

【8】メンタル面を克服する「5つつの精神」
 
(1)先行せよ
 (2)開き直れ
 (3)なりふり構うな(ボールに集中せよ)
 (4)苦しい時は相手も同じ(声を出す、汗を拭く、ガットを直すなど)
 (5)適度の緊張を楽しむ気分で試合に臨む

【9】バウンドテニスが上手になる「5つの心」
 
(1)教えることは習うこと
 (2)急がば廻れ
 (3)用具を大切に
 (4)パートナーの悪口を言うな
 (5)人の忠告に耳を貸す

【10】試合に勝つための「10ヵ条」
 (1)得意面を更に磨く
 (2)いろいろなタイプの人と打つ
 (3)武者修行を積極的にする
 (4)メデイアを使って修正する(良いフォームを身につける)
 (5)1球を大事にする
 (6)自分の持っている技術の中で確率の高いものをきちんとプレーする
 (7)強気(積極的)と無謀(やけくそ)の違いを理解する
 (8)左手の効用を考える(バランス)

 (9)相手のウイークポイントを早く見つける(自分の弱点は見せない)
(10)体力をつける